ヘルシーポリシー
健康とは

ネクストゲートの健康事業は、上記の方針に基づき、自ら試し実践しながら、
「人間が本来の健康な状態を取り戻すために今本当に必要なもの」を考え、すすめていくものとします。

ヘルシーポリシー目次

人間が生まれ持つ生命力・治癒力

人間の心臓は、長ければ100年以上、一度も止まることなく動き続けます。約60兆個とも言われている人間の細胞は、日々生まれ変わりながら小さな赤ちゃんを大人に成長させ、各器官の機能を維持しています。私たちはそれを自分の意志で動かすことも止めることも出来ません。生命とは本当に不思議なものです。

また生命には「自然治癒力」があります。小さなケガや風邪などが、何もしなくても時間がたてば治っていくように、体の中の不調や異常を自ら元に戻そうとする力を、私たちは生まれながらにして持っています。

「健康」とは、私たちがすでに持っている「生命力」「自然治癒力」というその素晴らしい力を、できるだけ正常な状態に保ち、いつでも発揮できるようにしておくことであると考えます。

人間が生きるためには菌も必要

人間の腸内には100兆個以上(一説には1000兆個以上とも)の菌が生息しています。その中にいる私たちの身体に有益な菌たちが、生きるために活動(捕食・分泌・繁殖)してくれることで、食物を消化・吸収・排泄するという仕事を助けています。菌は腸にとって、なくてはならないものなのです。

人間の皮膚にも1兆個以上の菌が生息しています。皮膚常在菌がいることで肌を弱酸性に維持することができ、菌の出す分泌物は保湿にも役立っています。

菌は多種多様で、大きく分けると善玉菌(発酵菌)と悪玉菌(腐敗菌)があります。そして善玉菌を優勢に保つことによって、ウィルスや病原体が体内へ侵入するのを防ぐという役割も果たしてくれます。

昔から日本では菌を利用し、菌と共に暮らしてきました。木造・土壁の日本家屋、糞尿を農作物の肥料にすること、味噌・醤油・お漬物などの発酵食、米のとぎ汁を洗浄や消臭のために使うことなど、まさに菌との共存であると言えます。現在、都市部での生活環境は大きく変わりましたが、多くの色々な菌たちと共存することはとても大切なのです。そのことを今一度、再認識する必要があると考えます。

除菌・殺菌・滅菌

悪い病原菌やウィルスから身体を守るために、菌を殺して身体に触れさせない、菌を身体に入れない、という考え方があり、そのための商品も多くあります。

殺菌のために煮沸をしたり、お寿司に殺菌効果のあるガリ(生姜)を添えたりするような、昔ながらの方法もありますが、多くは化学的な薬品などを使って殺菌をする方法です。そのおかげで私たちは、衛生的な生活環境を手に入れることが出来ました。

しかし一方で、薬品などによる殺菌は菌を区別なく殺すため、人間にとって有益な菌までも殺してしまいます。また常に菌の少ない環境で生活をしていると、身体も菌が少ないことに慣れてしまいます。すると悪い菌が身体に入ってきた時に身体が対応出来なくて、病気にかかりやすくなってしまいます。

衛生的な環境には感謝すべきところも多いのですが、菌に対する対応力を下げ、身体を弱くするという側面もありますので、注意が必要であると考えます。

塩素・フッ素は猛毒

水道水は法律で塩素の投入が義務付けられています。そのおかげで私たちは、殺菌された衛生的な水を使うことが出来ます。フッ素は歯に対しての有効性が高いと言われて久しく、今や多くの歯磨き粉などに配合されています。海外では殺菌のため水道水に投入しているところもあります。

しかし本来、塩素やフッ素はごく少量でも死に至るという猛毒です。それを小さな菌は殺すけれど、大きな人間には影響の出ない程度の濃さに薄め、調節して入れているのです。しかし人間も細胞レベルでは影響を受けているはずです。その蓄積による健康被害のリスクは無視してはならないと考えます。なので、出来ることなら塩素やフッ素は、身体に取り込まないほうがよいと考えます。

また食品添加物や医薬品の中にも、同様の考え方のもとに使用が許可されているものもありますので、注意が必要です。

私たちの日常的な生活環境で合法的に存在するものなのですが、取り込まない為の対策も必要であると考えます。

自分の身体は自分で守る

ずっと健康でいられるのが一番なのですが、気候や環境の変化や、病原体・ウィルスに対応できないこともあります。また現在、食品添加物・化学薬品・電磁波など、以前にはなかった人工的なものが、生活環境のあらゆるところに存在しており、それらが健康被害の原因になっているとも言われています。

そういったものを一切身体に近づけず、取り込まないで生活をすることは、現実的には不可能です。もちろん取り込まない為の対策はした方が良いのですが、取り込んでしまった場合の対策も必要であると考えます。

私たちは食べたものを主に腸で消化・吸収していますが、常に腸を健全に保って、もし身体に悪いものを食べた場合も吸収せず、排泄してしまえばよいのです。また、体内に取り込んでしまった場合も、免疫細胞などにより悪いものはやっつければいいのです。つまり『自分の身体は自分で守る』ということです。そのためには自分の持っている免疫力を常に高く保っていなければなりません。

免疫力を鍛え保つ

免疫力を高めるためには鍛える必要があります。筋力を鍛えるために『運動をして負荷をかける』のと同様、免疫力を鍛えるには、一例としては『風邪を自分で治す』ことです。風邪をひくと身体がウィルスと戦いますので、治る(勝つ)と免疫力が上がります。薬を使わずに自力で風邪を治せば免疫力は高まるのです。そして徐々に風邪をひきにくくなっていきます。逆に薬を使って風邪を治すと、免疫力は高まらないので、風邪をひきにくくはなりません。

また健康な人でも毎日数千個の癌細胞が体内に発生していて、それを日々免疫細胞がやっつけていると言われています。それも免疫力を高めることになっていると考えられます。

トップアスリートも引退して運動をしなくなると、筋力は弱っていきます。同様に免疫力も適度に鍛えないと弱っていきます。免疫力は悪いものと戦うことで鍛えられますので、仮に悪いものが全くいないと鍛える機会がなくなり、弱くなってしまいます。もちろんやり過ぎは運動と同様逆効果になりますし、猛毒は身体に入れない方がいいですので、加減が必要です。しかし免疫力を高く保つためには、適度の負荷は必要であると考えます。

早期発見・早期治療

現在の日本では、健康維持の目的で定期的に健康診断を受けたり予防接種を受けたりする人が多く、行政もそれを推奨し企業に義務付けをしたり、補助金を出したりしています。

「早期発見・早期治療」という言葉のもと、特に自覚症状がなくても検査を受け、もし健康を害する可能性のある異常が見つかれば、さらに検査をして徹底的に調べます。しかし検査そのものが身体の負担になるものもあり、予防接種も副作用等のリスクを伴います。

「早期発見・早期治療」というと聞こえはいいのですが、自分の免疫力や治癒力で治せる小さな病気まで見つけ、薬や治療で治すということは、免疫力を鍛えることが出来ません。よって次にまた病気になりやすくなると考えます。 また予防接種の注射などは、身体の持つバリヤー機能を無視した異物の体内への直接注入ですので、充分に注意をする必要があると考えます。

それよりは自身の免疫細胞に身体の異常を「早期発見・早期治療」してもらえるよう、免疫力を強い状態に保つことの方が重要であると考えます。

病院・お薬は最後の砦

病気やけが・体調不良になってしまった場合、自分の免疫力・治癒力で治すのが一番であると考えます。それには自分の身体の異常をいち早く察知し、なった原因を見つけて取り除き、免疫力が働きやすくしてあげることが大切です。

そして自分の免疫力・治癒力では治せない時の最後の砦が、お薬や病院であるべきだと考えます。その判断を出来るだけ正確にするには、日々自分の身体と語りあい、自分の体調を把握しておくことが必要です。便や尿などの状態もよいヒントになります。そして調子がおかしくなった時、すぐにそのシグナル(兆候)を感じとれるようになっていなければならないのです。

体調が悪い時、いつも病院やお薬の世話になっている方は、日常的に投薬や治療を受けていますので、自分の正確な体調が分かりにくくなってしまいます。そして症状を対処するためにはまた薬を使うしかないので、免疫力はますます弱くなっていくと考えられます。

サプリメントによる栄養補給

人間を含め動物は主に物を食べることで、必要な栄養を補給しています。そして栄養分が足りない場合は、体内にあるものを活用したり、体内で代用できるものを作ったりして、身体はある程度『やりくり』をしてくれます。私たちには本当にすばらしい機能が備わっています。

栄養補給の方法として『特定の栄養分を補う』サプリメント(栄養補助食品)があります。しかし外部から足りない特定の栄養分のみを補うことは、体内で足りない栄養を『やりくり』する機能が必要なくなり、働かなくなるというリスクもあります。また『年をとると体内で作る機能が低下する成分を補う』というサプリメントがあります。しかしそれを外部から摂取すると、その成分を体内で作る必要がなくなり、結果としてその機能がさらに低下するというリスクもあります。

サプリメントは本当に多種多様です。『一粒で○○が何十個分の栄養分!』などと、通常の食事では摂ることが不可能な量の成分が入っていると書かれた商品もあります。摂取過多になったり、結果的に身体の機能が低下してしまい、やめられなくなったりしないように、注意が必要であると考えます。

食事と噛むことの重要性

食べ物をよく噛んで食べることは、様々な健康に良い効果があります。よく噛むことで食べ物が細かくなり、唾液に含まれる消化酵素と共に胃腸へ送られますので、胃腸の負担を軽くします。また唾液には発癌性物質の作用を消す働きがあるとも言われています。

よく噛むことで脳細胞の動きも活発化します。あごの開け閉めは脳に酸素と栄養を送り活性化させてくれます。子どもの知育、高齢者の認知症予防にも役立ちます。またよく噛むと脳にある満腹中枢が働き満腹を感じますが、噛まずに早く食べると食べ過ぎにもつながり、よく噛むことは肥満予防にもなります。

本当は良く噛んで食事で栄養補給をするのが一番いいのです。しかし今の日本は国際的に見ても食の安全に対する法規制が緩く、栄養の少ない食材や添加物まみれの食品が、合法的に流通しています。その中で出来る限り安全なものを選び、身体に優しい食生活をすることがとても重要であると考えます。

小食(粗食)と免疫力

仏教の世界には、 「一日一食は聖者の食事。一日二食は人間の食事。一日三食は動物の食事」という言葉があるそうです。
中世の西洋にも、 「一日一食は天使の生活。一日二食は人間の生活。一日三食は獣の生活」ということわざがあったそうです。

食べたものを消化・吸収するために胃や腸が働きます。多く食べれば食べるほどその負担は増していきます。免疫細胞は食べ物を消化する仕事も兼務していますので、食べ過ぎると免疫細胞が消化のお仕事にかかりっきりになるため、免疫力の低下につながります。

動物は具合が悪い時にはじっとして動きません。空腹時に免疫力が高まるからです。病気の時に体力をつけるためといって多く食事を摂ると、免疫細胞がまた消化の仕事にかり出されてしまいますので、逆効果であると考えられます。

時間だからといって空腹でもないのに食事をするのは、身体には負担になってしまいます。なによりお腹がすいていた方が、おいしく食事をいただけます。食事の回数や量は、健康な生活のためにとても重要であると考えます。

体温を上げる・血流を良くする

体温が1度上がると免疫力は5~6倍になると言われています。逆に1度下がると免疫力が30%下がり、基礎代謝も12%低下すると言われています。癌細胞も35度で最も活性化するそうです。50年前の日本人の平均体温は36.9度もあったそうです。現在、体温が36度を下回る『低体温』の方が増えています。そういう方は何か対策が必要であると考えます。

体温を上げるには、筋肉量を増やして代謝を上げるために運動をすることや、身体を温める食材を積極的に摂ることなども効果があると言われています。冷えは健康とって大敵ですので、しっかり身体を温めることが必要です。

体温を上げると血流も良くなります。血流が良くなると、身体の隅々へ酸素や栄養分を送り老廃物を持って帰る、血液の役割がしっかり果たされます。白血球も体中を巡り、悪いものをすぐに退治してくれます。病気になりにくい身体になるためには、体温を高く保ち血流を良くすることがとても重要なのです。

笑うことと免疫力

人生は楽しく過ごす方がいいに決まっています。笑顔は自分や一緒にいる人を心地よくさせます。また笑うことは健康にもとても良いのです。

笑うことでリラックス状態になり脳の血流量が増え、脳が活性化します。また思いきり笑ったときの呼吸は、深呼吸や腹式呼吸と同様の状態なので、体内に酸素がたくさん取り込まれるため、血流も良くなります。

また笑うことにより、癌細胞やウィルスと戦うNK(ナチュラルキラー)細胞が活性化するという報告も数多く出ています。逆に怒りや悲しみなどの感情は、免疫細胞の働きを弱めてしまうという報告もあります。

つまり楽しく笑って生活をすることで、免疫力も上がるということなのです。

怒ったり嘆いたりばかりしていては、せっかくの人生が心も身体も不健康の悪循環に陥ってしまいます。家族や仲間と支え合い、楽しく笑顔で生きていくのが、健康には一番であると考えます。

『いいかげん』が重要

身体に悪いものを入れないようにすることと、悪いものを入れて身体に負荷をかけることは、ある意味矛盾しています。しかしどちらも、とても重要であると考えます。そしてこれらを両立させるためには、どちらも極端にやり過ぎないということです。そしてその時々の環境・状況によって、自分で加減をする必要があります。『いいかげん』を自分で試しながら見つけるのです。

現在の様々な情報に過敏に反応しますと、情報によっては矛盾する点もあり、何も出来なくなってしまいます。「あれも駄目、これも駄目」などとやってしまうと、かえってストレスになってしまい、不健康の原因にもなります。甘いものやお酒は身体に良くないと言われていますが、大好きな人がそれを我慢することは、辛くて楽しくありません。なので、ほどほどにセーブすることなどで『いいかげん』にすればよいと考えます。あとは自分の身体に『やりくり』をしてもらえばいいのです。

そして自分の判断の結果は、すべて自分たちの身体にはね返ってくるものです。情報を分析・判断して実行するのも、テレビや新聞、あるいはインターネットで言っていることをそのまま信じるのも、病院・医者の言う通りにするのも自分で決めることです。もし間違いであったとしても、それで健康や命を失うのは自分たちなのです。仮に誰かに責任を追及できたとしても、失ったものや壊れてしまったものは、元に戻すことが出来ないのです。

自分はもちろん家族など大切な人と、共に健康に生きていくためには、できる限り毒性のあるもの(特に人工的なもの)は防ぎつつ、適度の負荷をかけることで免疫力を高く保ち、過ごしていくことが重要であると考えます。そのためには積極的に情報を取りに行き勉強することも大事です。その上で自分たちの生活の『いいかげん』を決めていくことこそ、『自分の身体は自分で守る』なのであると考えます。

人生は一度限りです。時間を戻してやり直すことはできません。 健康な身体を保って、出来るだけ悔いのないように、そしてみんなで楽しみながら生きていくことが一番であると私は考えます。

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